オペラを楽しむ会「魔笛」開催

2023年11月13日(月)13時30分より第37回「オペラを楽しむ会」が開催された。今回の演目はモーツアルト歌劇「魔笛」。再演の要望に応え、2019年7月以来の2回目。今回はジェームス・レヴァイン指揮、メトロポリタン劇場管弦楽団・合唱団によるDVDを使用。初めに中野講師より、モーツアルト最後のオペラであることやフランス革命直後の市民階級が躍動し始める時期であることなど説明を受けてスタート。時間の関係で、第1幕、第2幕の導入部分をカットして視聴した。

主な出演者:キャスリーン・バトル(パミーナ:ソプラノ), ルチアーナ・セッラ(夜の女王:ソプラノ), フランシスコ・アライサ(タミーノ:テノール), クルト・モル (ザラストロ:バス), マンフレート・ヘム (パパゲーノ:バリトン), バーバラ・キルダフ(パパゲーナ:ソプラノ)

オペラ全体の感想「すべての出演者が素晴らしかったが、特に”夜の女王”のソプラノが印象に残った」「舞台装置が大仕掛けで美しく、オペラの効果を高めていた」「歌手の皆さんは役にあっていたというか、自分のパートを見事に演じていた」「ウクライナやイスラエル・ガザの戦争状態が続いている現状をみると、このオペラの内容が意味する”平和の尊さ”みたいなものが強く感じられた」「この魔笛が作られた時代も混乱の極みであったので、”みんなで新しい世の中を作っていこうよ!”という意図が込められている作品だったとも感じられる」などなど。

 

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