朗読グループの活動2023

 2月2日(金)今年度19回目の朗読教室が開催された。講師は仙台から毎月1回指導に来てくださっている加藤益子さん。

 今回は、志賀直哉の短編小説「城の崎にて」。山手線の電車にはねられけがをした作者が、城崎温泉で療養中に見たネズミやイモリの死と重ね合わせて「生と死」を思索する内容で、確か、高校の教科書にも取り上げられていた。

 朗読教室は2005年スタートして以来ほぼ毎月2回、第1・第2金曜日に開催されている。2023年度は4月から今回まで19回、90名が参加して学習している。最近の教材は、「かあちゃん(山本周五郎)」、「桜桃(太宰治)」、「智恵子抄より(高村光太郎)」、「城の崎にて(志賀直哉)」など文学作品が多い。

新型コロナ感染により対外活動は2019年に「デイサービスセンター矢本:菜の花」を訪問して以来中断しているが、今年は再開することを検討している。

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