クラシック音楽を楽しむ会第7回開催

12月12日(月)「クラシック音楽を楽しむ会」第7回がが開催されました。演目は「モーツアルト交響曲第41番ジュピター 」と、「やすらぎのベストクラシック」。(註:宮城県図書館に貸出申請をしていたDVD「旅するクラシック(ザルツブルグ、ウイーン編)」が間に合わなかったので、手持ちのDVDを使用)

 モーツァルト交響曲第41番ハ長調 K.551 は、モーツァルトが作曲した最後の交響曲で、1788年に書かれた。「ジュピター」とも呼ばれるが、これは正式名ではなく愛称である。第39番、第40番と合わせて「モーツァルトの三大交響曲」と呼ばれる。ジュピターはギリシア神話における最高神であり、この作品のスケールの大きさ、その雰囲気にはギリシア的なイメージを喚起するものがあり、特に最終楽章は、単純極まりない「ド・レ・ファ・ミ」といういわゆる〝ジュピター音型〟を使って、聴く人を興奮の渦に巻き込み、遥か時空の彼方にいざなっていく偉大な音楽と言われている。

指揮者のリッカルド・ムーティ(2022年12月現在、日本経済新聞の”私の履歴書”で紹介されている)31年前にこのウイーンフィルを指揮して録画されたDVDであり、力強くメリハリの利いた指揮ぶりを楽しんだ。

  • 『やすらぎのベストクラシック』は、クラシックのメロディに乗せて、中欧の歴史を感じる名曲散歩集(約50分);
    1. ヘンデル 組曲 王宮のハナビの音楽
    2. チャイコフスキー 舞踊組曲「くるみ割り人形 行進曲
    3. ベートーヴェン ロマンス 大2番 ヘ長調 作品50
    4. ビゼー 「カルメン」花の歌(お前が投げたこの花は)
    5. ムソルグスキー 組曲「展覧会の絵」プロムナード キエフの大きな門
    6. マーラー 交響曲第5番嬰ハ短調 第4楽章
    7. ヴィヴァルディ ヴァイオリン協奏曲集「四季」ヘ短調「冬」第2楽章
    8. シューマン 「子供の情景」トロイメライ作品15
    9. ショパン ワルツ第6番 変ニ長調「子犬」作品64-1

 参加者のコメント:「ムーティの指揮が生き生きとして格好良かった」「マーラーの曲は映像の雰囲気とマッチしていた」「トロイメライ、何年ぶりかで聴いた」「ジュピターで指揮者のコンタクトが明確であり、曲とぴったり合っていた!」「ムーティがアップでうつり、格好良かった」「ヘンデル王宮のハナビの映像がきれいだった」「子犬のワルツで白い犬をイメージしながら聴いていた」などなど、皆さん会話が弾みました。

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