後宮からの誘拐(オペラを楽しむ会)開催
2022年9月12日(月)13時30分より第31回「オペラを楽しむ会」が開催された。今回の演目はモーツアルト歌劇「後宮からの誘拐」。使用したDVD:演出:アウグスト・エアーディング、指揮:カール・ベーム、演奏:バイエルン国立歌劇場管弦楽団・同合唱団、収録:21980年4月ミュンヘン国立劇場におけるライブ収録。
主な出演者::(ベルモンテ)フランシスコ・アライサ、(コンスタンツェ)エディタ・グルベローヴァ、(ブロンデ)レリ・グリスト、(ペドリルロ)ノルベルト・オルト、(オスミン)マルティ・タルヴェラ、他。
初めに、中野講師から挨拶と作品の時代背景(オスマン帝国時代背景とトルコ風の音楽に対する興味を反映)など説明を受けて視聴開始。今回は録画146分なので5チャプター(30分)をカットして視聴した。
また、アリアが19曲と多いので、聴き比べは中止し、”グルベローバ”の圧倒的な異性と驚異的な技巧を兼備したコロラトゥーラ・ソプラノや、”アライサ”の感情豊かなテノールなど個々のアリアをじっくり視聴した。。
オペラ全体の感想:「お芝居を観ている感じで普段なかなか触れることのない世界」「グルベローヴァの声に聞きほれた。いつもの昼食後の眠気を感じなかった。」「セリムはセリフだけだった」「何事も初めての感じで楽しかった。会場も舞台装置も素晴らしかった!」「ミュンヘンはスイスに行く途中、駅に降りただけなので・・・・」「ソプラノ こんな声がどこから出るのだろう!」「私も市民合唱団のソプラノの一員だったが、改めてソプラノ歌手の凄さを感じた」「久しぶりのオペラを楽しんだ」「この演奏が行われた翌年、グルベローヴァが来日して公演したが、TVを通じてコロラトゥーラの素晴らしい歌手がいることを知った!」などなど
当初、7月に予定していた ”オペラを楽しむ会”は新型コロナの感染者数が増加したので休止していたが、感染予防対策を行ったうえ今回実施した。コロナ感染の不安からか参加者は少なかったが、今後も続けてほしいとの要望があり、10月10日の ”クラシック音楽を楽しむ会”も実施する予定である。。