「ウイリャム・テル」オペラを楽しむ会開催

 2021年7月21(水)18時より第27回「オペラを楽しむ会」が、今年初めて開催されました。今回のオペラは ロッシーニ歌劇「ウイリャム・テル」。初めに会場の通気や手指消毒、体温測定、など三密対策を確認。中野講師からウイリャム・テルは、スイスの伝説に登場する14世紀初頭の民衆の英雄であること、オペラは4幕構成の大作なので、カットして演奏されることが多いこと、この視聴は本来今年1月に計画されていたが、コロナの影響で7月になったことなどが紹介された。事務局より、第1幕を中心にカットして視聴する(120分)こと、聴き比べは第2幕に歌われる有名なアリア「暗い森」であることが説明され、序曲の演奏がスタートした。

概要(MUSICA CLASSICAより引用)

スイスは、オーストリアの圧政下にあります。スイス各州は同盟を結び、自由を取り戻すために戦うことを決意します。弓の名手テル(スイス側)は一度は敵に捕まりますが、最後に宿敵ジェスレルを打ち抜きます。最後にスイス連合はオーストリアの圧政から脱し、自由を再び手にします。

サイドストーリー:アルノルドは敵国オーストリアの王女、マティルドと恋仲にあります。敵国関係の中で、二人は国と愛の間で苦悩します。

・キャスト:ギヨーム・テル:ジェラルド・フィンリー、マティルデ:マリン・ビストレム、アルノール・メルクタール:ジョン・オゾボーン、エドヴィージュ:エンケレージャ・シュコサ、ジェミ:ソフィア・フォミナ、など。

使用したDVD: 指揮:アントニオ・パッパーノ ロイヤル・オペラ管弦楽団&合唱団 演出:ダミアーノミキエレット

収録:2015年ロイヤル・オペラハウス

・聴き比べ:ミレルラ・フレーニ CD: youtube

。 ​オペラ全体および聞き比べの感想:「いくつかの曲は聴いていたが、まとめてオペラを見たのは初めて」「オペラを聴いた!という感じがした」「内容が重くて身体が固くなった感じ」「ウイリャムテルは”矢で子供の頭に置いたリンゴを射る”というイメージしかななった」「聴き比べは両方ともよかった。高音部の声がすごい」「中学生の時ピアノ・レッスンで練習した曲があり懐かしかった」「ウイリャム・テルについて抱いていたイメージと異なっていたので頭が混乱している」などなど。ワクチン接種の副作用などで参加者は5人でしたが、皆さん満足して帰宅されました。

 

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