「ナブッコ」オペラを楽しむ会

2020年9月16(水)18時より第25回「オペラを楽しむ会」が開催されました。今回のオペラはヴェルディ 歌劇「ナブッコ」。会場の通気確認や手指消毒、体温測定、など三密対策を確認してから中野講師のオープニング:題材を旧約聖書のから取っていること、特にその第3幕での合唱「行け、我が想いよ、黄金の翼に乗って」は今日のイタリアにおいて第2の国歌といわれるほど有名であることなどが説明された。今回は演奏時間が142分なので、チャプター1,23,24,25,26,27をカットして20分短縮することなどが説明され、視聴スタート。

  • ストーリーは旧約聖書にそった歴史物で、ユダ王国を征服したネブガドネザル2世(オペラではナブッコ)が、約5万人をバビロンに強制移住させた「バビロンの捕囚」を題材としている。ヴェルディの音楽は劇の内容にふさわしく、オラトリオのような荘厳な仕上がりになっている。、(Wikipediaより抜粋)

 使用したDVD録画:1978年 N.Y.メトロポリタン歌劇場におぇるライブ録音。

指揮:ジェームズ・レヴァイン、演奏:メトロポリタン歌劇場管弦楽団・合唱団。

キャスト:ナブッコ:ファン・ポンス、イズマイーレ:グイン・H・ジョーンズ、ザッカリア:サミュエル・レイミー、アビガイッレ: マリア・グレギーナ、フェネーナ:ウエンディ・ホワイト、など。 この公演では、ヘブライ人の合唱《行け、想いよ》が、聴衆の喝采に応えてもう一度繰り返し歌われた

  聴き比べ:第2幕、アビガイッレの「宿命の古文書だわ!」{過ぎ去ったあの昔の日日よ」。ゲーナ・デミトローヴァが1986 年 、ミラノ・スカラ座でリッカルド・ムーティ指揮の〈ナブッコ〉に出演した際の録画で視聴。

。 ​オペラ全体および聞き比べの感想についての意見交換では、「60年前大学生の時、《行け、想いよ》を聴いて心を惹かれた」「ヴェルディが亡くなった時、ミラノ座合唱団が墓の前でこれを歌ったと言われている」「合唱全体が明快でよく響いていて、歌と同時に演技がすばらしい!」「ソプラノの二人は、事前に想像した人間関係とは大きく異なり魅力的だった」「声の使い方、切り替えなどが見事だった!」「ステージのスケールが大きく、回り舞台の仕掛けも効果的だった!」「聞き比べは、デミトローヴァが役に合っていると思う」などなど。皆さん、とても感動した表情が印象的でした。

 

 

 

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