オペラを楽しむ会(ラ・ボエーム)開催

11月20日(水)18時より第22回「オペラを楽しむ会」が開催されました。開始予定1時間前より、編者の元同僚の娘さんでオペラ歌手:渡士あかねさん(メゾソプラノ)のリサイタルを収録したDVDを試聴。今回のオペラはプッチーニ作曲「ラボエーム」。初めに中野講師から、最もよく演奏されるイタリアオペラのひとつであること。 パリにある、ボヘミアン仲間が暮らす屋根裏部屋(現代のシェアオフィス)のクリスマス・イヴからスタートすることなどが紹介された。

また、今回は演奏時間が117分なので、カットなしで視聴すること。聴き比べは、第1幕に歌われる「私の名はミミ」を選択したことの説明の後、視聴開始。

  • ストーリー(MUSICA  CLASSICA より引用)
  • 【第1.2幕】
    芸術家の卵の4人組が、屋根裏で暮らしています。そのうちの一人である詩人ロドルフォは、お針子のミミと出会い、二人はすぐに恋に落ちます。
  • 【第3幕】
    ミミの体は病に侵されていました。貧しいロドルフォは、ミミの体を看てあげるお金がありません。ロドルフォはミミの身体のために、嘘をついて別れを告げます。
  • 【第4幕】
    別れた二人ですが、ミミの病は良くなることはありませんでした。瀕死のミミがロドルフォのもとへ運ばれてきます。二人は最後に愛を確かめ合い、ミミは帰らぬ人となります。

 使用したDVD録画:

  2003年アルチンボルディ(ミラノ)におけるライブ録音、指揮:ブルーノ・バルトレッリ、<ミミ>:クリスタ―ナ・ガイヤルド=マス、<ロドルフォ>:マルセルロ・アルバレス、<ムゼッタ>:H.ホン、<ショナール>:N.デ。カローリス、<コッリーネ>:J.パローディ、など

聴き比べは、藤原歌劇団の砂川涼子(映像)と世界的に有名なアンナ・モッフォ(字幕)による「私の名はミミ」。

​オペラの感想についての意見交換では、「ミミを演じたガイヤルド=マスは歌唱力、演技力もよかったが、体形も役にピッタリ」「ロドルフォの『冷たい手』も素晴らしかった」「石巻出身のテノール歌手:渡邉公威と声も顔も似ているので、重ね合わせて聴いていた」「40年前にアンナ・モッフォのCDを購入して聴いていた」「現代版の演出による砂川涼子のコスチュームは?」・・・・と非常に好評でした。

 

 

 

 

 

 

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