「魔笛」 オペラを楽しむ会 開催

7月17日(水)18時より第19回「オペラを楽しむ会」が開催されました。今回のオペラはモーツァルト作曲「魔笛」。初めに中野講師から、モーツァルトが魔笛を作曲した1791年の時代背景や、モーツァルトが生涯の最後に完成させたオペラであることなどが紹介された。

また、今回は演奏時間160分のうち10チャプター(38分)カットし、聴き比べは、夜の女王のアリア「地獄の復讐が私の心の中で」を選択したことの説明の後、視聴開始。

  • ストーリー
  • 王子タミーノは森の中に迷いこみます。「パミーナの肖像画」を見たタミーノは、彼女に一目惚れをします。王子タミーノは森で出会ったパパゲーノを従えて、捕らわれたパミーナを救出に向かいます。試練を乗り越えたタミーノは、最後にパミーナと結ばれます。

 使用したDVD録画:1983年ミュンヘン・バイエルン国立歌劇場で収録され、指揮:サヴァリッシュ、<タミーノ>:F.アライサ、<パミーナ>:L.ポップ、<夜の女王>:E.グルベローヴァ、<パパゲーノ>:W.ブレンデル、<パパゲーナ>:G.ジーベル、など

オペラの感想についての意見交換では、ストーリー、舞台装置、アリア、合唱など大いに楽しんだというコメントが多く、さらに、「モーツアルトはこのドラマを音楽化するのに苦労したのではないか?」「大学時に男声合唱団で歌ったことを思い出していた!」「この演出はセリフが多いのではないか?」「1996年来日公演でグルベローヴァが演じた<ルチア>の狂乱の場を思い出した」などの意見も出て、大いに盛り上がりました。

 

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