第10回クラシック音楽を楽しむ会 開催

8月14日(月)「クラシック音楽を楽しむ会」第10回が開催されました演目は「チャイコフスキー交響曲第6番『悲愴』と、「世界の絶景:映像と音楽で旅する7大陸の奇跡』 

 チャイコフスキー交響曲第6番「悲愴」ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮 ウイーン・フィルハーモニー管弦楽団

この曲が書かれた時代、貴族や一部の人たちは豪勢な生活を送っていましたが、一般大衆は、想像を絶する悲惨な生活を送っていました。18世紀のエカテリーナ 2世の統治時代は「貴族の天国、農民の地獄」と形容されていましたが、その過 酷な農奴制は、19世紀後半まで続いていました。『悲愴』の演奏会では、トランペットが輝かしく鳴り響く第3楽章の後、拍手が起きることがあります。しかし、この華やかな時もあつという間に地の底へ落ち、続く第4楽章は、この時代の重たい空気、嘆き、悲しみが描かれているようなメロディが続きます。そして、チャイコフスキー自身が自分の死を意識していたかのように、最後は灯が消えるように静かに終わります。(柗田亜有子著:クラシック名曲全史より引用)

DVD終了後の参加者の感想は:

ステレオを初めて手に入れたした際にこのレコードを購入して、何度も聞いたので懐かしい」「DVDでは各パートの演奏状況がわかるので、とても楽しかった」「日本語の”家路”の歌詞を知っているので、聴きながら一緒に歌っていた」「歌詞が小学校の教科書に載っていて、この曲が流れると家に帰るという習慣があり、懐かしく思い出した」「ガーシュインのサマータイムは大好きな曲なのでよかった」「名曲アルバムは、20数年前、諸外国を航海して回っていた際に見た光景を思い出した」「新世界はドヴォルザークの望郷の念が感じられるいい曲だとおもう」「今年初め、仙台フィルの定期演奏会でも演奏されたこの曲は大好きだ」などなど。

 

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