クラシック音楽を楽しむ会第12回

12月11日(月)「クラシック音楽を楽しむ会」第12回が開催されました演目はシューベルト作曲交響曲第7番「未完成」と、「Disneys クリスマス・キャロル」、そして、クリスマス街道(欧州3国映像と音楽の旅:抜粋)。今回初めての企画として、クリスマス・シーズンに世界中で演じられ、楽しまれている戯曲『クリスマス・キャロル』(チャールズ・ディケンズの小説)を加えました。

〇『シューベルト作曲交響曲第7番「未完成」』

  使用したBD(指揮:小澤征爾 演奏:ウイーンフィル)

  ブラームスは、「未完成」について次のように評しています:「この曲は、様式的にはたしかに未完成だが、決して未完成ではない 。  この2つの楽章を聞くと、いずれも内容は充実しているし、その美しい旋律は、すべてのひとびとの魂をかぎりない愛をもってとらえ、だれでも感動せずにはいられないほどの、温和な、そして親しみのこもった愛の言葉をもって、私たちに語りかけてくる。これほど大衆的な魅力をもった交響曲を、わたしはまだいちども聞いたことがない」。(クラシック名曲全史より抜粋)

〇『Disneys クリスマス・キャロル』

  アカデミー賞受賞監督のロバート・セメキスと、7役を見事に演じ別けた演技派ジム・キャリーが、ディケンズの原作に描かれた輝きと幻想的な世界を再現した驚くべき感動体験。(DVDカバーより)

〇 『クリスマス街道(欧州3国映像と音楽の旅:抜粋)』

 ・オーベルンドルフ(G線上のアリア、きよしこの夜)ザルツブルグ(交響曲39番、クラリネット協奏曲、など)・ニュルンベルグ(クリスマス・オラトリオ、いざ歌え、いざ祝え、など)

DVD終了後の参加者の感想は:

「楽器を演奏していた昔から”未完成”大好きだった」「特に木管楽器の音が美しかった」「ウイーンフィルの演奏が素晴らしかった」「高校時代にディッケンズの原作を読んでいたが、この歳になって作品の内容を理解できた感じ」「小さいときにクリスマス・キャロルの本を読んで怖かった記憶があったが、今回は映像と音楽があったので楽しめた」「小澤征爾の指揮ぶりが印象に残った」「ヨーロッパの華やかなクリスマスの飾り付けが見事だった」「クリスマスを祝う雰囲気に浸ってみたい・・・」などなど。

 

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