1月18日（水）18:00より、第5回「オペラの名曲を尋ねて— 名曲聴きくらべ —] がうめばたけを会場にして開催されました。今回のオペラはモーツァルト作曲「フィガロの結婚」。初めに配布された資料を基に講師：中野裕平氏からストーリーの概要について説明がありました。

今回のDVDは1996年2月、チューリッヒ歌劇場におけるライブ収録で、指揮者：N.アーノンクール、歌い手は アルマヴィーヴァ伯爵：R.ギルフリー、伯爵夫人：E.メイ、スザンナ：I.レイ、フィガロ：C.ショーソン、ケルビーノ：L.ニキテアヌ、などの熱演です。本編は全曲197分のDVDの第3幕をカットするなどして、139分に短縮して視聴しました。その後、劇の中で「フィガロ」が歌う有名なアリア「もう飛ぶまいぞ この蝶々」を、特徴のある２名のオペラ歌手「H・プライ」「C.シエピ」の歌と聴き比べて感想を語り合いました。「フィガロの結婚」では序曲、アリアなどの有名な曲に加え、二重唱から六重唱、合唱などのアンサンブルを楽しみました。

次回は2017年3月15日（水）、ワーグナー作曲：「さまよえるオランダ人」。開始時間は今回と同じく18:00 の予定です。

参加者の要望に応えて来年度も継続するオペラのプログラムは、中野講師により次のように選定されました；平成29年5月17日：ロッシーニ 歌劇「セヴィリアの理髪師」　　　　　　　　　　　　　　7月19日：ヨハン・シュトラウス2世 喜歌劇「こうもり」　　　　　　　　　　　　　　　　　　9月20日：ウェーバー 歌劇「魔弾の射手」　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　11月15日：レオン・カヴァルロ 歌劇「道化師」　　　　　　　　　　　　　　　　　　平成30年1月17日：オッフェンバック 喜歌劇「天国と地獄」　　　　　　　　　　　　　　　　　　3月21日：ドニゼッティ 歌劇「愛の妙薬」