1月17日(水)18:00より、第11回「オペラの名曲を尋ねて— 名曲聴きくらべ —] がうめばたけを会場にして開催されました。今回のオペラはオッフェンバック作「天国と地獄」。初めに配布された資料とホワイトボードを使って講師:中野裕平氏から、このオペラは原題が『地獄のオルフェ』で、1858年にブッフ・パリジャン座で初演された全2幕4場のオペレッタであることや、ギリシャ神話のオルフェオの物語(妻エウリディーチェの死を悲しむ夫オルフェオが黄泉の国へ、妻をとりもどしに行くというのが本来のストーリーであることなどの説明がありました。

今回は1997年12月,リヨン国立歌劇場において収録されたDVDで、演出:ローラン・ペリー、音楽監督:指揮:マルク・ミンコフスキー、 歌い手は、ユリディス:ナタリー・デッセイ(ソプラノ)、オルフェ:ヤン・ブロン(テノール)、アリステ=プリュトン:ジャン―ポール・フシェクール(バリトン),世論:マルティーヌ・オルメダ、他です。

今回の聴き比べは「天国と地獄」序曲:(1)指揮:ヘルベルト・フォン・カラヤン、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、録音:1984年2月、(2)指揮:エルネスト・アンセルメ、スイス・ロマンド管弦楽団、録音:1960年5月、の演奏を試聴しました。

(注)現在、序曲として一般に知られているものは1860年にウィーンでドイツ語版の初演を迎えるにあたり、作曲家カール・ビンダーが劇中の曲のいくつかを抜粋し3部構成の序曲として編曲したもので、もっとも有名なのが第3部「カンカン(ギャロップ)」である。

その後、オペラ本編の感想や聴き比べの結果について参加者全員が語り合い、それぞれのオペラの楽しみ方を共有しました

   

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