市民協と共催で、6月9日午後、フロリダインターナショナル大学講師のヘロン久保田雅子氏を招いて、講演と懇談会を開催しました。テーマは「米国における助け合いのNPO活動」サブテーマは「人の役に立たない人はいない」。小雨の中を約40名の参加者が熱心に聴講し、懇談会も多くの質問と意見で盛り上がり、予定の時間を大きくオーバーするほどでした。

 

            ヘロン久保田雅子先生       パワーポイントを使用した分かりやすい講演
      一言も聴き逃すまいとする熱心な眼差し        シニアから大学生まで幅広い層の参加者

なお、この講演会に市民協の代表として参加された田中尚樹 専務理事のブログhttp://blog.canpan.info/tanaka-naoki/

次のような内容が掲載されているので、紹介いたします。

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被災者の自立への動き(石巻) [2012年06月09日(Sat)]  へロン久保田雅子さんとの市民協・興行は石巻で終わり(6月9日)。

被災地も変わりつつある。ここ石巻にも被災者が立ち上げたNPOが誕生した。伊藤寿郎さんとその仲間たちが立ち上げた。

これまで被災地ではボランティア活動、NPO活動というのは、全国各地からの支援が中心だった。それが被災者自身の動きに変わりつつある。伊藤さんたちはその先頭を走っている。

ここに本年11月には大和ハウスからのプレゼント「市民協・いしのまきハウス」が完成する。そこは研修の場となり、コミュニティカフェの場となる。新NPOは、その運営が1つの事業だ。

石巻は被災の被害が多く、貸し会場もほとんど無い。へロンさんの講演会で使った場所は「労働会館」。連合等が運営しているふるいビルでエレベーターなしの3階が会場。これでは障がい者は使えない。

ところが、ここしかないのだ。あとはホテルの高い会議室。公共の会場は全部被害を受けて使えない。

こうした中で、「市民協・いしのまきハウス」は、新しい市民たちの意欲が具体化される場になるだろう。いろんな相談が、ここで進展する。

また、ここを就労の拠点にしたい。職業訓練をおこなって、就労を進めていくのだ。

ヘロンさんには主に「タイムバンク」の話をしてもらった。助けあい、ボランティアのあり方だ。参加者の関心は高く、実際に実施する観点からの質問が多かった。いよいよ被災者自身が立ち上がっていく。

その印象が強かった石巻だった。